マンション住まいです。築年が古いので、ネット環境はVDSL方式の下り最大100Mbps。戸建てなら1Gは当たり前。10Gなんてのもあります。いいなあ。
一筋の光明が見えたのがauひかりの新サービス「G.fast」。既存のメタル線(電話線ね)を使いながら、下り最大664MBbps出るというもの。これだ!
わが家はauひかりなので、さっそく切り替えようとWebで手続きを始めたら、切替え申込みができません。アレ? プロバイダに電話して聞いてみたら、驚愕の回答が返ってきました。「光回線もプロバイダも一旦解約して、新規で申し込んでください」。ウソだろう。
調べてみたら、切替え手続きだけでG.fastにできるプロバイダとできないプロバイダがあるよし。私のは後者でした。
おまけに驚いたことがもう一つ。「ナンバーポータビリティの継続利用をご希望なら、NTTに連絡して電話をauひかり回線からNTTアナログ回線に戻してください」。これをやらないと今までと同じ電話番号が使えないんだと。
さらに、光回線もプロバイダも一旦解約して、新規で申し込むということは、新規回線がつながるまではネットにつながらない期間(2~3週間)が生じるということです。
さらに、さらに、お金の問題があります。電話回線のアナログ戻し費用、今使っている光回線・プロバイダの解約違約金、ネットがつながらない間に使用するWiFiルーターのレンタル代。この世は金也。嗚呼!
さて、どうしよう。でも、100Mから664M。6倍以上だぞぉ。必要な費用は新規申し込みでもらえるキャッシュバックでなんとかなりそうだし....。決めた!
手始めの電話アナログ戻し申込みから新規回線の工事まで要した日数は1か月と6日。レンタルしたWiFiルーターは、あっという間に契約した容量を食いつぶして、結局家族全員、各自のスマホでテザリングしてPCを使うはめになりました。
接続工事は以前の線が残っていたとかであっという間に完了。宅内もNokiaのg.fast用モデムとホームゲートウェイを接続して完了。今まで使っていたWiFiルーターを接続してすべて元通り。
さて、気になる速度は...。
今まではWiFi経由で35Mbps前後だったのが、なんと360Mbpsも出てる。わお10倍だ!
待った甲斐がありました。快適です。