さーさるの独り言

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身元調査と身体検査

さて、1,850円で手に入れたリコーフレックス。名前くらいは知っていたけれど、どんなカメラなんだか素性をよく知りません。
で、ちょっと調べてみました。
リコーイメージングさんのサイトに「リコーカメラ全機種リスト」というのがあります。それを見ると、二眼レフは1942年発売の「リコーフレックスB」が始まりらしいですね(Aは他社のOEM)。
その後Ⅲ、Ⅳと続き、Ⅴを飛ばしてⅥ、Ⅶと進みます(数字がちゃんと続いていないところがおもしろい)。さらに、リコーフレックスダイヤ、リコーフレックスホリデイ、リコーフレックスミリオン(シリーズ総生産数100万台突破記念だそうです)と続き、1958年発売のリコーフレックス ダイヤ コード Gを最後に「リコーカメラ全機種リスト」からリコーフレックスという名称は姿を消します。
リコーフレックスは安くてよく写ると評判になって売れに売れ、品不足でプレミアが付いた(8,300円→11,000円)というのは有名な話なんだそうです。
私が手に入れたのは1955年発売のⅦS。Ⅶの最高シャッタースピード1/100を1/200にしたもの。レンズはリコーアナスチグマート、80mm、F3.5、3群3枚。重さ780g。
通勤カバンに忍ばせて常時携帯、という大きさではありませんが、散歩のお供にはじゃまにならない大きさです。

ところで、アナスチグマートってなんでしょう。Wikipediaによれば、球面収差、コマ収差、像面湾曲、非点収差がすべて解消されたレンズのことなんだそうです。今どきのレンズでは当たり前ですが、この当時はウリだったんでしょうね。

さて、身体検査をしてみましょう。
レンズは両方とも汚れていますが、清掃すればきれいになりそうです。

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外観は60年以上昔のカメラとは思えないほどキレイです。

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裏蓋を開けてみます

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けっこう汚れています。塗装剥がれもあります。裏蓋のモルトプレーンが貼られているところが青色の毛糸です。こりゃ以前に修理した人が毛糸で代用したな、と思ってネットであれこれ見たところ、どれも同じものが使われています。きっとこれが純正仕様なのね。でも、後でちゃんとしたモルトプレーンに交換しよう。

反対側です。巻き上げノブを固定する台座リングのネジが3本ともありません。どうりでノブがガタガタするはずです。

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フィルム装着ユニットを外してみます。これはキレイですね。

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ファインダーはどうだろう。フォーカシングスクリーンにピントが合ってませんが、かなり汚れています。

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ルーペも汚れ放題。清掃しがいがありそう。

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さあて、水洗いから始めようか。

 


© Sarsalou, 2022
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