さーさるの独り言

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最後の山場、フォーカス調整

二眼レフ組立てキット付きのムック本より安い我がリコーフレックス。残す山場はフォーカス調整(無限遠出し)だけとなりました。

前板のビューレンズ周囲についているリングには距離指標(△)と被写界深度目盛り(F値)が、ビューレンズ用の歯車付き外周リングには距離目盛り(ft)がそれぞれ彫刻されています(この時代は印刷じゃないのね)。ということは、無限遠にピントが合っているときには指標「△」と「∞」が一致してなきゃいかん、ということか(下写真)。

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正しいやり方かどうかはわかりませんが、あれこれ試した結果は以下のとおりです。

  1. ビューレンズを前板に最後まで(止まるまで)ねじ込む。
  2. ピンが下写真の位置(だいたい)になるまでビューレンズを緩める。私の個体のビューレンズにはケガキ線が2本ある(下写真)のですが、おそらくピン位置を決めるための目印なのでしょう。f:id:sarsalou:20220418150232j:plain
  3.  歯車付き外周リングをビューレンズにかぶせ、フリー(ビューレンズに固定しない)のまま無限遠(∞)方向にカチリと止まるまで回す。
  4. 指標「△」と「∞」が一致していなければビューレンズを少し回し、一致したところで裏側のねじリングを締めて固定する。
  5. いったん、歯車付き外周リングを取り外す。

次はヘリコイドの無限遠位置を決めます。本来ならばコリメーターの出番ですが、そんなもの持っているわけがありません。フィルム一眼に望遠レンズをつけて、フィルム面にピンホールを置いてコリメーターもどきを作ろうかとも思いましたが、面倒くさいのでやめました。

ベランダに出て、三脚にカメラを据え、ピントグラスにルーペを置きます(下写真)。

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遠方にある適当な物体を選んでピントを合わせ、ヘリコイドに目印をマーキングします。

次はテイクレンズの無限遠出しをします。

100均で買ってきた透明プラスチック板を適当な大きさに切って片面を2000番のスポンジヤスリでゴシゴシこすって簡易ピントグラスを作り、フィルム装着ユニットのフィルム面にマスキングテープで貼り付けます(下写真)。

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調整中はシャッターを開けっ放しにする必要があるので、昔なつかし機械式レリーズで開放にします(下写真)。

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無限遠の求め方はビューレンズと同じ。あとは組み立てておしまいです。

ビューレンズのヘリコイドを無限遠位置から動かないように外周リング取り付け、無限遠位置で周囲のイモネジ(3箇所)を締めて固定します。

ヘリコイドを無限遠位置に合わせたテイクレンズに外周リングを取り付けます。このとき、無限遠位置に合わせてあるビューレンズの外周歯車とそっと噛み合わせ、イモネジを締めて固定します。

完成で~す!

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ストラップは手持ちの革紐で自作しました。

さあて、試し撮りはどこへ行こうかな。

 


© Sarsalou, 2023
Header Background image by nhaataja from Pixabay. Thanks for the great image.