タイトルそのまんまです。大小2つのリコー製カメラをお供に成田山へ行って、うなぎを食べてきたというおはなしです。
よく憶えていないのですが、娘(いちおう社会人)に成田でうなぎをごちそうしてあげると口走ったらしく、「いつ行くの~」。で、いつもはヒコーキを撮りに空港周辺しか行かないのに成田山へ行く羽目になったという次第。
お供に選んだのはこのふたつ。
先般レストアしたリコーフレックスと、コンパクトカメラのリコーFF-1。ともネガフィルムを入れました。ブローニーはフジPRO400、35mmはフジ スペリア100です。リコーフレックスは、ちゃんと写ることがわかったので、じっくり撮ってみようかと。FF-1はたまには使ってあげなきゃ、という罪悪感でお供してもらいました。
いつもと違うのは、ラボにデジタル化をお願いしたこと。プロ用のスキャナで読み込んだ画像ってどのくらい良いんだろうというのがずーっと気になっていました。
さて、結果やいかに。
まずはFF-1から。お箸屋さんの店内。ラボでスキャンした画像です。
うん、まあこんなもんか。
お次は成田山の参道。これもラボでスキャンした画像です(顔にモザイクかけました)。
なんか粒子が荒いなぁ。色も緑カブりしている気がします。参考までに自家スキャン画像はこちら。
スキャン(撮影)したまんまで露光量の調整はしていません。左右に漏光が見られます。フィルムのせいなのかカメラのせいなのか不明です。
お次は狛犬。FF-1のネガをラボでスキャンした画像です。
FF-1はストロボを取り付けるとシャッター速度が1/30に固定され、絞りを手動で変えられるようになります。つまり、1/30秒限定ですが、マニュアル露光できるということ。この写真は、アクセサリーシューカバーをつけて(ストロボの代わり)かなり絞って撮りました。
ラボでスキャンしてもらったブローニーフィルムは画面がざらついているので、以下は自家スキャン画像です。
総門から見た仁王門。
年末年始にには来たくないところです。
三重塔。
先だって奈良の塔をあれこれ見てきた目にはなんともハデ。新しそうに見えますが、1712年建立の重要文化財なんだそうです。
大本堂横では護摩供が行われておりました。
この日いただいたうなぎはこちら。
成田は印旛沼がすぐ近くなので、古くからうなぎなどの川魚が名物だったそうな。参道にはうなぎを食べられるお店・宿が約60軒もあるんだそうです。
娘は(カミさんも)満足してくれたみたいなので、まあよかったです。
以後、フィルムのスキャンは自分でやることにする、というのが今回の結論でした。