昭和の杜博物館。まずは屋内展示からいきましょう。
展示は1階と2階に分かれていて、どちらも奥へ奥へと、これでもかというくらい展示品が並んでいます。率直に言って玉石混交。
個人の趣味で「玉」だと思うものをいくつか並べます。まずはこれ。
サンダーバードのプラモデルです。中身が入っているかどうかは不明ですが、未開封のキットが入っていたらきっと値打ち物でしょうね。
最近、CGを駆使したリメイク版が放送されていましたが、やっぱり昔の人形劇のイメージが強すぎていつしか見なくなっていました。
次は箱絵(ボックスアート)の神様、小松崎茂の作品の数々。
見入ってしまいました。
箱絵だけじゃなくてプラモデルもめちゃたくさんあります。下写真はその一部。
驚くのは完成品の質の高さです。ひと目見て熟練モデラーの作だとわかります。
圧巻は巨大な作品。
プラモデルじゃなくてスクラッチモデルです。
1/50のCV-8 ホーネット。「CV」は艦艇識別記号で空母のこと(CVNになると原子力空母ですね)。Wikipediaによれば、第二次大戦中の米海軍ヨークタウン級航空母艦の3番艦。全長は247mとのことなので1/50で4.94m。大和ミュージアムの1/10 戦艦大和(26.3m)にはぜんぜん及びませんが、私設博物館にこんなのが置いてあるところがスゴイ。
次の写真は、おそらくこの博物館の目玉展示。
なんだ、ブルーバードか。そうなんですが、壁のポスターにご注目。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で使われた車両です。
他にも色々あります。
ゴジラやダースベイダーは、クルマやバイクの部品から造られたもの。台湾の作家さんの作品だそうです。
石原裕次郎コーナーもありました。
小樽の石原裕次郎記念館が閉館してしまったので、意外と貴重かも。
茶の間。
当時使われていたものが所狭しと並べてありますが、子供の頃、たしかにこんなものが家に置いてありました。
駄菓子屋風の展示。
蓄音機。
よくぞ集めたとほとほと感心します。