「旧車専門ですか?」
ガレージで無心にクルマの写真を撮っていたら、先程「コロナで閉館していたのを最近再開したんですよ」と教えてくれたオジサンが声をかけてくださいました。ちょうど一番のお気に入り(↓)を撮っていたときのことです。
GC10スカイライン、通称「ハコスカ」のGT-Rです。黒のオーバーフェンダーが只者ではない証。オジサン、嬉しそうにボンネットを開けてくれました。
おぉ、伝説の名エンジンS20。ソレックス・ツインチョークキャブレター3連装。エアファンネルなんかピッカピカ。内燃機関工学の専門書にも「2000cc、6気筒、D.O.H.C.、 4弁式高出力自動車用内燃機関」と紹介されています。オジサンいわく、もう少しで車検を取れる状態にできるんだそうです。
ガレージには他にも懐かしいクルマがずらりと並んでいました。
いくつか並べます。
こんなクルマ(残骸)も置いてありました。
シボレー製。軍用車両でしょうか。とにかくデカイ。ボンネット先端は私の背丈くらいあります。ハマーと喧嘩しても勝てそうです。
残骸は他にもありました。
まず、大砲。
子供用の乗り物とスペースシャトルのハリボテがなんともミスマッチ。
ターボプロップエンジンの残骸もあります。
旧国鉄車掌車の上にはアクロバット機(エアロスバルですね)が。
まだきれいな状態を保っているのは地元千葉県流山電鉄で使われていた車両です。
使われなくなって久しい古いものを見るだけですが、使われていた頃の記憶がある人にとっては、その頃の自分に引き戻してくれる品ばかりです。昭和の記憶をお持ちの方に特におすすめです。