ネットでライカの新型フィルムカメラにチタン外装特別モデルが出た、というニュースを見ました。全世界で250セット限定。
お揃いのズミクロン 50mm F2がついているとはいえ、お値段は3,190,000円也。ライカの現行品は100万円くらいしますし、中古のM型でも程度の良いものは20万円以上します。レンズもしかり。ライカって何でこんなに高いんだろう。
昨日行った日本カメラ博物館には「0型ライカ(No.110)」が展示してありました。通称ヌル・ライカ。ヌル(Null)はドイツ語でゼロですね。25台作られ、所在がわかっているのは17台だけだそうです。これはそのうちの1台。
2012年のオークションでは、No.116のヌル・ライカが2億円で、2018年のオークションではno.122が3億1,500万円で落札されたそうです。
ヌル・ライカの前。かのオスカー・バルナックが最初に作ったのはウル・ライカ。ウル(Ur)は原初とか根源の意味。3台製作され、現存するのは2台だそうです。こんなの、もしオークションにかけられたらどのくらいの値がつくんだろう?