写真家の渡部さとるさんがご著書「旅するカメラ」(全冊愛読書です)の冒頭にこんなことを書いておられます。
「持っていくカメラは基本的に1台 ...(中略)... 交換レンズも持たない ...(中略)... その禁を破るや ...」
昨日の私は「その禁を破って」しまったのです。どうなったか。
首から下げたのはRolleiflexと老眼鏡。両肩にはOM-1とXZ-1。おまけにどちらかの肩にショルダーバッグ。ベルトには単体露出計もぶら下がっています。総重量約5kgと大した重さではなかったけれど、カメラ同士はぶつかるし、何度も首を締めそうになりました。
当初はRolleiflexとOM-1は別々に試し撮りに行く予定でしたが、貴重な梅雨の合間を活かそうと欲張ってしまいました。
「持っていくカメラは基本的に1台 」。以後、基本に帰ります。