バルナックタイプのライカについているレンズがほしいと思っていました。使わないときは引っ込めておける、いわゆる沈胴式レンズ。こんなやつ(↓)です。
(Juraj VargaによるPixabayからの画像)
でもライカのレンズは、エルマー、ズマール、ズマロン、ズミター、ズマリット、ズミクロンなどなど50年以上昔のレンズがなんでこんなにするの、というくらい高額です。ライカのブランドパワーおそるべし。
ところで、ライカのレンズ名には「Summ*」(*は任意のn文字ね)というのが多くあります。これは「最高のもの」を意味するラテン語「Summa」に由来しているんだそうですね。
閑話休題。
オークションサイトでたまに見かける安い沈胴レンズはキズだらけでどこかがおかしいジャンク品。そこそこまともな個体を手に入れようと思ったら5万円は覚悟しないといけません。おまけにフィルム時代の沈胴レンズは引っ込めると後ろに飛び出してセンサーにあたるのでカメラに装着したときは引っ込めてはいけないのだそうです。
そこで目をつけたのがコシナが出したフォクトレンダー ヘリアー40mm F2.8。新品でも5万円を切っていました。カメラに装着した状態で引っ込めても大丈夫。
このレンズ、ライカMマウントなのにヘリコイドがないので、Mマウントライカにつけても使えない(無限遠固定)というヘンなレンズです。どうするかというと、コシナが出しているヘリコイド付き[ライカM→ソニーE]マウントアダプターを介してソニーαで使う、という変わり種です。
残念ながらディスコンになってしまったので中古探しに精を出しました(もとより新品を買うつもりはなかったけど)。
辛抱強く探して見つけたキレイな個体。25,000円也でした。
ヘリコイド付きマウントアダプターは、コシナ純正は高いので、焦点工房のをチョイス。加工精度はイマイチですけどまあしょうがない。こちらはマイナポイントを使ったのでタダ。
憧れのちんどーレンズです。
写真右上の古いカメラはフォクトレンダーのペルケオ。6×6版のレンジファインダーカメラ。
だんだん沼にはまってきました。片足は確実に抜けません....。