勘違いしていました。寅さんの口上を。
長いことこうだと思っていました。
「手前、生国と発しますは葛飾柴又...」
でも違ってたんです。正しくはこうでした。
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です」
いたって普通の文章。私が覚えていたのは渡世人の一般的な言い方のようですね。
さて、先日レストアしたトリオターで帝釈天を撮りに行ってきました。お天気なので駐車場は空いていないだろうと思って電車で行きました。
京成金町駅です。
京成金町は京成金町線の終点・始点。ここで乗って柴又は次。柴又の次は終点の高砂。京成金町線は駅が3つしかないのです。
老舗日本料理店ゑびす屋さんの巨大ゑびす飾り。
いつも子供で(大人も)賑わっている駄菓子屋さんの看板。
ホーローの看板がめちゃ昭和。
参道入口です。
人がいっぱい。
135mmでもけっこうな圧縮効果が得られます。
高木屋老舗さん。
寅さんの「とらや」のモデルですね。
参道を進むと帝釈天の屋根が見えてきました。
今度の週末は寅さんサミットです。
背景のボケは少々2線ボケ傾向かな。
懐かしのポストもまだ現役(らしい)。
境内を一廻りして駅に戻ります。
柴又駅前には、旅に出る寅さんと、見送るさくらの像があります。
人気の記念撮影スポットなので、この1枚を撮るのにかなり待ちました。
トリオター、なかなか良く写ります。カリカリにシャープじゃないところも、ちょっとくすんだ発色も気に入りました。
少々重く、かさばる(なにせ天狗の鼻です)ので気軽に持ち出す気になれないのが難点です。