わくわく。
やって来ました憧れの場所。
実は、今回のアメリカ旅行、行くか行くまいか悩みました。なぜかというと、本命のスミソニアン 航空宇宙博物館 本館がリニューアル工事中だからです。
公開しているのは半分弱。見ることができないヒコーキが数多くあります。フルオープンは2026年。どうしよう。でも、私の2026年の懐具合・時間の自由度・健康状態がどうなっているか皆目わからない(生きてないかも)ので、行っちゃえ。
で来ちゃいました。
ワシントンDC市内にある本館です。
昔からヒコーキ好きにとってワシントンのスミソニアンといえばここ。入館は無料ですが、ネットで予約(日時指定)が必要です(手数料不要)。
今(2024年11月18日現在)公開されているのはこれだけです。
内部です。スミソニアン航空宇宙博物館の紹介としてよく用いられるアングル。
中央のDC-3はイースタン航空で使われていた機体。
Xウイング。反乱同盟軍の戦闘機。
本物のわけはないですが実物大。迫力あります。
お次。こんなタイトルの展示室があります。
行き先は月。展示の主役は、人類を初めて月に運んだアポロ11号の司令船。意外と小さいです。
大気圏通過中の焼損跡がすごい。
ベル X-1。
えっ、なんでこんなところに!
つい先日まで別館に展示されていたはず。出発前に確認した別館の展示マップにもちゃんと載ってました。今回ぜひとも見たかったヒコーキの筆頭なのですが、2025年オープン予定の展示室に吊り下げられていました。保護シートに覆われて全貌を見ることができません。残念。
「EARLY FLIGHT」という展示室にあったリリエンタールのグライダー。
世界に現存する実物6機のうちの一つ。
さて、スミソニアン 航空宇宙博物館 本館展示物の白眉はこれでしょうね。
ライト・フライヤー(1903年)。
レプリカじゃありません。1903年に人類史上初めて動力飛行した機体そのものです。説明書きに「羽布を張り直したので新しく見えますがホンモノです」って書いてありました。
スミソニアンのすごいところは、展示物がことごとく「ホンモノ」であるということ。レプリカなんてケチなものは置いてません(たぶん)。それにしても、航空宇宙分野におけるアメリカの世界初(人類初)の多いこと。半分弱しか見られなかったけれど、来てよかった。