新春らしい話題ではないんですけど、まあいいか。
正月休みは久しぶりにプラモデル三昧。作ったのはノースアメリカン P-51D マスタング。タミヤ 1/72。一昨年「モケイとホンモノ(7)」で同じ機種を投稿しましたが、思うところあって今回は違う搭乗員の機体。
米陸軍チャールズ(チャック)・E・イェーガー大尉乗機、ヨーロッパ戦線、1944年。この年、イェーガーは一回の出撃で5機のメッサーシュミットBf109を撃墜し、米軍初の「Ace in a day」の称号を得たそうです(5機撃墜でエースになれます)。
イェーガー機固有のマーキングは「世界の傑作機 No.79 P-51ムスタング, D型以降、文林堂」のとじ込みイラストをコピーし、Photoshopでちまちまレタッチしてデカールを自作しました。
ホンモノも前のとは別のやつ。
2000年撮影。カリフォルニア州チノ。プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館。機首のカラーリングは同じですが、イェーガーの機体ではありません。
英国の要望で誕生したこの戦闘機、契約から機体完成までわずか117日、一月半後には試験飛行を開始、試験飛行後一年で量産(ヒコーキの心、佐貫亦男、光人社NF文庫)。すごいもんです。戦争体験世代の中には忌み嫌う方もいらっしゃると思いますが、技術的には傑作機のひとつ。
トップガン・マーベリックのラストシーンでトム・クルーズ(ご本人)が飛ばしていた(ご本人所有の)マスタング、カッコ良かったなぁ。