この7月は、120年に及ぶ観測史上、最も暑い(平均気温が高い)7月だったそうですね。東京都心の猛暑日も13日で過去最多だったとか。月のほぼ半分ですよ。昼間たまに外に出ると火がつきそうでした。
とても写真を撮りにぶらぶら、なんて気にならないので家でじっとしています。仕事も100%在宅なので冬眠ならぬ夏眠状態。おまけにリビングのエアコンがご臨終となり、急いで買いに行ったものの、新しいのを取付けてもらうまでの数日間は居間も蒸し風呂状態でした。
こんな状態なので、カメラの点検や写真の整理をしています。フィルムカメラの点検清掃を終えたところで、そういえばフィルムはどれくらい残っていたんだっけ、と気になりました。
冷蔵庫の奥から引っ張り出してきたのがこれ。
ブローニーのリバーサルが12本、35mmのネガが8本ありました。オークションで買い求めたもので全て期限切れ。フィルムカメラでも撮りに行きたいのですが、二の足を踏んでしまうのが現像代。いっときフィルムカメラにハマりかけたことがあったのですが、遠のいてしまった理由もこれでした。
おまけに、このところの値上げでフィルムは贅沢品になってしまいました。35mmのネガは、怪しげなメーカー品であれば1,000円以下で買えますが、コダックやフジは2,000円から3,000円します(1本ですよ!)。ブローニーのリバーサル5本パックが13,000円~15,000円。おいそれと手が出ません。これに現像代が1本当たり約1,000円。もはやフィルムで写真を撮る、というのは金持ちの趣味になってしまいました。
フィルムの在庫があるうちは、現像代だけですみますが、在庫が切れたらフィルム撮影を続けられるかどうか(デジタルならお金かからないし)。それより、いずれその日が来る、というのはわかっていても、一番の心配はフィルム製造中止の発表ですね。