(平野レミ風に)完成で~す!
史上最高の航空機設計者といわれるクラレンス・”ケリー”・ジョンソン率いるロッキード社のスカンクワークスが世に送り出した名機の一つ。同社のキャッチフレーズは「Missile With A Man In It」。
この機を初めて見たロッキード社のテストパイロットが放った言葉が「主翼はどこにあるんだ」だったとか。カミソリのように薄い主翼のテストのために軍から入手したロケット弾に様々な翼を付けて試したんだそうです(史上最高の航空機設計者 ケリー・ジョンソン 自らの人生を語る、プレアデス出版)。
モケイはハセガワ 1/72。
キットは航空自衛隊とカナダ空軍仕様なので米空軍のデカールは自作です。機体あちこちの注意書きは、デカールの余白をギリギリまで切り取ってから貼りました。一番小さいやつは米粒の1/4くらい。
塗装とマーキングは、映画「ライトスタッフ」で使用された機体にしました。主人公(チャック・イェーガー)が操縦して高度記録に挑み、制御を失って墜落(パイロットは脱出)するシーンで出てきます。これは実話で、使われたのは垂直尾翼付け根にロケットエンジンを追加したNF-104Aという機体。映画ではノーマルのFー104Gで代用してました。垂直尾翼に描かれた下手クソな数字も映画のままです。
ホンモノです。
いささか古い写真ですが、2013年の空自千歳基地航空祭で撮ったものです。着陸に入るのは先代の政府専用機。空自のF-104は1986年に全機退役したはずなので、展示機は保管されていたものなのでしょうね。
もう一枚。
やっぱ空自の基地祭は見ごたえあるなぁ。今年はどこかの空自基地祭に行ってみよう。