4月3日から始まるNHKの朝ドラのタイトルは「らんまん」。植物学者牧野富太郎博士の物語だそうですね。昔、雑誌の特集で精緻な植物画を見て驚いた記憶があります。
ドラマのタイトルにあやかって春爛漫。最近手に入れた古レンズの試写を兼ねて近所の道端に咲いている花を撮ってきました。
マウントアダプターは、聞き慣れないメーカーですが、Carl Zeiss Jenaのゼブラ柄のような外観に引かれてポチリました。レンズの着脱に少々不満はありますが、まあ使えます。
KONICA HEXANON AR 50mm F1.7です。送料込千円、カビだらけでした。
前群のカビはエタノールで取れたのですが、後群いちばん後ろの一枚のカビが何をやっても取れません。
諦めました。写りにどう影響するか、楽しみでもあります。
撮ってきた写真を並べます。草木の名前にはとんと疎いので、以下の名称はGoogle先生に教えていただいたものです。
桜は葉が出始めて、見頃はもうすぐ終わりそうです。F5.6。
以降の写真は全て絞り開放(F1.7)です。
ハナニラ。周辺の光量が落ちて花が浮き上がって見えます。ボケの感じも良いと思います。
スイセン。
スズラン。
オウバイ。
下の写真、Google先生の答えは「サトザクラ」とか「ウメ」なので、正しい名称はよくわからず。背景のボケがバブルボケになっています。
これもよくわからず。周辺減光すごいですね。嫌いじゃないです。
ところで、この木(↑)、ひとつの木に紅白両方の花が咲いています。不思議だなぁとずーっと思っていたので、調べてみました。これ「源平咲き」というんですね。本来、赤い花が咲くところを、赤の発色プロセスのどこかがおかしくなると赤にならずに白のまま開花するんだそうな。
源平咲きもう一枚。
ブドウムスカリ。
イモカタバミ。
うん、これはわかる。タンポポ。
KONICA HEXANON AR 50mm F1.7の写り、なかなか良いと思います。特に絞り開放の周辺減光とバブルボケが気に入りました。カビの影響はわからずじまいです。