このところ P-51D マスタングやF-15D イーグルを作ったのは、この四機を並べたかったからでした。スケールは全て1/72。今どきの戦闘機のでかいこと。
操っていたのはいずれもチャック・イェーガー。アメリカの伝説のパイロット。1923年生まれ。昨年は生誕100年だったんですね。米陸軍・空軍でキャリアを重ね、最終階級は空軍准将(退役後に少将)。最も有名な功績は、世界で初めて水平飛行で音速突破を成し遂げたことです。
写真左上から反時計回りに。
- ノースアメリカン P-51D マスタング(モケイとホンモノ(17))
- ベル X-1 マッハバスター(モケイ大小、大は首だけ)
- ロッキード F-104G スターファイター(モケイとホンモノ(16))
- マクドネル・ダグラス F-15D イーグル(モケイとホンモノ(18))
モケイは、それぞれの時代でイェーガーが話題を作った機体。第二次大戦のレシプロ機から今なお第一線で活躍している超音速戦闘機まで現役で操縦してきたなんてすごいですね。
音速突破65周年にあたる2012年には、89歳にしてF-15Dに乗り込み(操縦はしなかったけど)超音速飛行を体験したそうです。2020年、97歳で歿。死亡時の記事によると生涯で操縦した航空機は360種以上にのぼるそうな。航空の世界ですごいと思う一人です。
ところで、トップガンの3作目が製作されるみたいですね。2作目のトム・クルーズは教官役でした。3作目は年老いたトム・クルーズ?。2作目も随所にライト・スタッフ(チャック・イェーガーが主人公の映画)へのリスペクトを感じましたが、74歳でF-15を操ったチャック・イェーガーへのオマージュ的な作品にならないかなぁと勝手に期待しています。