上野に大仏があるなんて知らなかったなぁ。
でも、顔だけ。
元々は江戸初期に泥を固めて作られたものだったそうです。後に高さ約6.7mの銅像に造り直されたものの、地震や火災で度々首が落ち、その都度修復されましたが、関東大震災以後は修復されずに首と胴は泣き別れ。さらに、胴の方は大戦中に軍に供出されて残ったのは首だけ、というお気の毒な大仏様です。
大震災五十回忌の昭和47(1972)年に、かつて大仏殿があった場所にレリーフ風に安置されたのだそうです。首がもう「落ちない」ということで、受験生のお参りが多いのだとか。