ようやく手に入れることができました。
Nikon Df。
巷ではZ8が人気みたいですけど、ジジィは10年前に発売されたこれ。
写真（↑）は2013年11月に品川のホテルで開催された発表会で撮ったものです。ほしいのは山々だったのですが、ボディだけで30万円近い価格は高嶺の花（Z8の価格なんて論外ですね）。諦めて中古のD610でガマンしたのでした。
でもやっぱりほしい。銀塩一眼レフ全盛期と写真趣味にハマりだした時期が見事に重なる世代としては、この形と操作系がいちばんしっくりくるのです（レンズにも絞り環がないと落ち着きません）。
わずかばかりの小遣いから少しずつ貯金を開始。途中、他のモノ（ローライやらαやら）に目移りして貯金を取り崩し、穴埋めするためにD610を売り払い...。なんだかんだで目標額を貯めるのに5年くらいかかった気がします。貯金を始めた頃はまだ現行品だったのに、知らないうちにDfは現行品から姿を消しちゃってました。
で、手に入れたのはもちろん中古。キズや塗装剥げはそれなりで、35mm F2がおまけについてました。
世のデジイチはミラーレス全盛。私も使っていますが、やっぱり光学ファインダーがいい。景色も人物も何もかも、EVFじゃなく光学系を通って結像した実像そのものを見るのがキモチイイのです。おまけにDfは、90年代後半以降のNikonボディには装着すらできなかった非Aiレンズがそのまま使えます。もう感涙もの。
長く大事に使いたいのでケースとストラップは奮発しました。さあ初撮りに行くぞ。
